| 目指せ!棟梁
当社にも昨年の秋から、「大工育成塾」の学生が修行に来てます。入塾して半年の第1期生の栗原君は、素直で、ハキハキしていて、全て貴重な経験として、どんどん吸収している姿には「やる気」を感じます。指導する立場として、大変誇らしく感じます。
その、栗原君のコメントを読んで下さい。 |
一緒に頑張りましょう 栗原 貴紀(16才)
 大島棟梁と栗原君」
|
「やっぱり現場は座学と違う点で、難しいと感じています。 頭で分っていても、実際にやってみるとでは違います。これでいいのかなと、道具を棟梁に持っていって、違うだろと言われたり・・・。そういう時には、棟梁のやり方に合わせます。やはり、現場で習うことが大切と感じています。と、同時に座学では、材木の特徴など現場ですぐには習得できない知識を習うことが出来るので、両方が大切だと思います。物を作ることが大好きなので、大きなものを作れる大工という仕事を目指しました。新しく大工育成塾に入った塾生には、100パーセント自分が思っていた事と同じとは行かないかもしれないけれど、途中で辞めないで欲しい。家一軒建てられる大工を目指して一緒に頑張りましょう。」
|
|
ただ一筋に墨を打つ 大工の心と姿勢
「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、自分の仕事が好きであることが、それぞれの道を極めるための真理であるようです。極端な話、「女房を質に入れてでも、いい道具が欲しい」と思うほど、昔の職人は自分の仕事に熱中しました。腕一本で世の中を渡って行くのが職人の世界。腕さえ磨けば食いっぱぐれがないということか、バブル崩壊後、大工志望の若者が増えているそうです。
後継者難の職人の世界にあって有り難いことではありますが、大工の世界は実力の世界です。
昨今は技術の部分では、電動工具が大半をカバーしてしまい、昔と比べると腕の未熟な大工が増えたのは事実で、それだけ修行も楽になってはいます。しかし、一人前の棟梁となるには、甘えは一切許されない職業であることも事実です。「実力」の世界であることは、昔と少しも違わないし、中途半端な気持ちではとてもついていけないのです。サラリーマンの世界も今後は温情主義や、年功序列のトコロテン方式の会社経営では立ち行かなくなっていき、たとえ年は若くても専門分野に精通している人であれば、どんどん責任者になっていくでしょう。「あいつは仕事は出来ないけれど飼い殺しにしておけ」または「生かさず殺さずだ」という時代ではなくなっているようです。あえて言わせていただければ、実力主義となった点では、やっと職人の世界と同じ土俵に立ったということになるでしょうか。
防犯 誰も被害者になるとは予測していない
その立場になって初めて日頃の心構えの大切さを実感する。
|
住宅を対象とした泥棒犯罪の増大
防犯住宅が、ちょっとした話題になっている。ま、それだけ泥棒が増えている、ということになる。事実、住宅を対象とした侵入盗(泥棒のこと)がこの30年で最も多かったのは昭和50年で約21万件発生している。 その後、件数は減少し平成9年では約11.4万件になっている。 しかし、ここが底で、以後その件数はどんどん増加し、ついに平成15年では約19万件となっている。 しかも、ここで問題となるのは検挙率。昭和50年の検挙率は57.2%。 つまり10人の内約6人は捕まるという割合であった。 それが、平成15年では31.0%。10の泥棒の内3人しか捕まらない、ということになる。 泥棒からすると、現在の方が侵入リスクは少ない、といったことになる。 | |
空き巣の手口
手口1, ピッキング・・・特殊工具を使用して鍵を開ける。 |
|
窓破りと無締りのドア・窓からの侵入が殆ど
さらに泥棒の侵入経路が面白い(って面白がってはいかんのだが)のは、警視庁データと警察庁データの違い。 ご存じのように警視庁は、東京都を管轄する警察組織。 警察庁は全国の警察を管轄する組織である。 従って、警視庁データでは、泥棒の侵入経路としては、圧倒的に窓破りが多いのであるがこれが警察庁発表のデータだと、窓破りも多いが、無締りからの侵入、 つまり鍵をかけていない窓やドアからの侵入が結構多いのである。 のどかな田園地帯、まちや村の人々の顔を皆がよく知っているから、生まれてから一度も鍵など持ったこともない、という人もいるが、しかし、地方圏では、どうやらそうした生活習慣が泥棒をうれしがらせているらしい。
| |
手口2, 合鍵による鍵開け・・・合鍵を探して開ける。 |
|
我が家の防犯性能はゼロだと言われ
さて、日頃防犯意識の高い事務所のスタッフ・ネコにまず、指摘されたのは、防犯意識。 町中に住んでいるのに、我家の玄関は20時間ぐらいは無締り状態。 防犯性能中もっとも大切なのがハードではなく、ソフト。 防犯意識のかけらもない我家の場合、そのソフト上の性能はゼロなんですよ、とネコは言うのであった。 泥棒を絶対に近づけない、という意識がない家は、どんな立派な鍵を付けても意味がない、と言う。 つまり我家のように鍵をかけないことが習慣化している家は、泥棒にいらっしゃい、と言っているようなものなのだ。
| |
手口3, 錠破り・・・パールでこじ開ける。 |
|
玄関ドアに鍵一つとは! と呆れられ
「でもさ、我家はご存知のようにお金はないし、ブランド品ないよ」というと「泥棒はお金やプラダのバックを探すだけじゃないの。 例えば、パスポートだって立派に換金できるのよ。その筋で」とネコ言われると、例によって抗弁もできない。 さらにネコに指摘されたのが、玄関ドア周辺。 我家の玄関ドアは鍵が一つ。 しかも、鍵がかかっているのかどうかが一目でわかる。 しかも、わざわざドアに穴を開け、新聞を取りやすくしている。 これが、サムターン回しあるは、その郵便受けを壊して鍵が開けられる、というのである。 しかもお宅はチェーンがついているのにそれさえ使っていない。 こんな不用心な家はないですよ、とネコは言うのであった。
| |
手口4, 錠破り・・・円筒錠やインテグラル錠をプライヤーなどで破壊して開ける。 |
|
カメラ付きドアホンがいいらしい
さらにドアホンの問題。 実は我家のドアホンは自分で取り付けた。一応電話と連動している。 しかし、ピンポンと鳴ると、電話にもでずに(というか、子機を探すのが大変なので)いきなり「はーい」と玄関まで走っていって、ドアを開けてしまっている。 大体開けると、新聞の勧誘や宗教のおすすめ、訪問リフォーム屋である。 これが、不用心このうえない、という。 泥棒は、下準備としてアタリ行為というのをする。 留守かどうかの確認と面談できれば家族の人数等が大体推測できるのだ。 しかも、訪問販売の営業マンを装うなど実際にするらしいのだ。 で、「せめて、ドアホンをカメラ付きにしなさい」とネコに指導された。 カメラ付きドアホンは、顔が見えるために泥棒が極端に嫌う防犯グッズでもある。 ちなみに泥棒は侵入の最終チェック段階でも、ドアホンで留守確認をするという。 それが、カメラ付きだと、顔が写るのだからリスクは高くなる。
| |
手口5, ガラス割り(玄関から)・・・玄関のガラスを破り、手を入れて(サムターン)を回して開ける。 |